肺がんの免疫療法や温熱療法:肺がんになるとどうなるの?

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肺がんの免疫療法や温熱療法

体内のがんに対する抵抗力を高める治療法を免疫療法といいます。
最も多く用いられるのが、OK432というがんの成長を抑制する物質です。
免疫療法は、以前は手術や化学療法の補助的な手段でしかありませんでした。

しかし、最近はⅠ期のがんの手術後に投与すると再発率が下がるという効果が認められています。
ただし進行がんでは、それほど高い効果は期待できません。
がん細胞が熱に弱いという性質を利用した治療法です。
大別すると2種類があります。

一つはマイクロ波などの超音波で患部に直接加熱する局所温熱療法です。
もう一つは体外で加熱した血液を再びからだに戻す全身温熱療法です。
いずれにしても単独で用いられることはなく、化学療法や放射線療法と併用されるのが一般的です。