肺がんの内視鏡とは:肺がんになるとどうなるの?

最新情報

肺がんの内視鏡とは

肺がんの手術は、がんに侵された部分を切除して、さらに肺門や気管近くのリンパ節をすべて取り除いてしまうのが原則です。
リンパ節を取り除くのは、がん組織がリンパ節の流れにのって全身へ転移しやすいからです。
肺は人間の臓器のなかでも生命の維持に直接かかわるものです。

そこで近年は手術後の機能障害を避けるという考えから、可能な限り小さく切り取る機能温存手術の方向に進んでいます。
例えば肺の入り口にできる中心型のがんでは、以前は片側の肺を全部切り取ることもありました。
しかし、患者にかかる負担が大きいという欠点があるため、最近では病巣のある肺葉と気管支だけを切除して、残りの健康な肺と気管支をつなげる気管支形成術を行うケースが多くなっています。