脂肪腫という脂肪の塊:お腹の脂肪

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脂肪腫という脂肪の塊

脂肪が固まってできた病気に、脂肪腫というものがあります。つまり脂肪腫とは、皮下脂肪や筋肉の間にある脂肪組織が、変化してできものになることでできる脂肪の塊なのです。脂肪腫はそれほど珍しい病気でもありませんが、この脂肪の塊は顔では、おでこにできることがあります。ほかにも腕や肩、背中などといったところに脂肪の塊としてできやすいようです。脂肪腫はある程度大きくなるまでは気づかないことが多いようですが、細菌感染するということはあまりなく、普通は痛みなどもないようです。この脂肪腫は良性の脂肪の塊であることがほとんどですが、ごくまれに悪性の脂肪肉腫が発生することもあるのです。それを防ぐために、必ず病理検査が必要とされます。脂肪腫はほとんどが良性ですので、経過観察だけで手術しないことも可能ですただ放置しても少しずつ大きくなることも結構あるようです。脂肪の塊がだんだん目立つようになって気になり出したら、やはり手術が勧められるでしょう。今は内視鏡で小さく切開して脂肪腫をとることができ、比較的簡単に取れるようです。いずれにしても体の中に脂肪の塊を感じられるようであれば、とりあえずは調べてみたほうがいいでしょう。脂肪の塊にはいろいろな種類がありますが、やせようとするときに大きな妨げとなるやっかいな脂肪の塊を、セルライトといいます。体の中のこのセルライトを除去すると、理想のスリムボディにはうんと近づくことができるのです。このセルライトを除去するには、まずエステや美容外科で施術を行ってもらう美容整形方法があります。美容外科では、セルライトに直接脂肪溶解薬が注入され、その薬の働きで溶かされるという方法がとられます。薬剤は脂肪の塊セルライトの量に対して安全範囲内の量のみを注射するので、副作用の報告も特にないようです。注入する薬剤は、高脂血症や脂肪肝などの病気の治療薬としても使用されていて、安全なものです。薬剤がセルライトの脂肪組織に到達すると、まず酵素によって脂肪が溶かされます。それから血液に送られ、尿として体の外へ排泄されるのです。エステサロンでは、セルライトという脂肪の塊を揉み解き、サイズダウンできるようにする、というダイエット方法がとられています。さらに脂肪の塊セルライトを揉み解きながら筋肉、肌、リンパ等を活性化するのです。食事制限や無理な運動をするわけでもなく、痩せやすい体質へと改善するのが目的です。こうして酸素が行き渡り新陳代謝も良くなった肌は、脂肪の塊も解かされてきめも細かくなり、みずみずしく新たに生まれ変わるというわけです。