ミネラル特性と熟成性:海洋深層水

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ミネラル特性と熟成性

海水には人間の生命活動に不可欠なミネラルが約60種類、バランスよく含まれています。「海洋深層水」と表層水でそれほど差がありません。しかし、後の項で説明しますが、「海洋深層水」特有の溶存状態にある微量元素が注目されています。
微量元素というのは鉄とか亜鉛とか銅のことをいいます。一方、主要元素というのは酸素、炭素、水素、窒素を指し、マグネシウムとかカルシウムは準主要元素といいます。

こうしたミネラルを豊富に含んだ海洋深層水は、海面に近い水(表層水)に」比べて水温が低く、大腸菌や一般細菌に汚染されてなく、海洋性細菌も少なく清浄です。つまりミネラルが豊富な海水を、水質汚濁の心配をせずに利用できることになります。
したがって、海洋深層水は人間にとっての栄養、「ミネラル特性」を持っているといえます。また、海洋深層水は水圧30気圧下で長い年月を経て熟成された海水です。いわば海水らしい海水です。これを熟成性と呼んでいます。