楽になる方法を考える:老老介護とは

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楽になる方法を考える

介護は若い人でも大変なものです。体力・気力を要するもので、一人で頑張りすぎてしまうと、介護疲れやストレスに負けてしまい殺意を抱いたり、心中してしまうことにもなるのです。近年高齢化が進み老老介護の世帯数が急増していますが、高齢者が介護を行なう老老介護はかなりの負担となってしまいます。介護しなくちゃと考え込むのではなく、少しでも介護が楽に出来る方法はないかを考えていきましょう。

老老介護では訪問介護やヘルパーさんにお願いするのもいいでしょう。要介護状態となると費用負担も軽減されますので、地域ごとに相談してみてはいかがでしょうか。週に1度訪問してもらうだけでも楽になりますし、相談に乗ってもらうだけでもストレス解消になります。老老介護の大変さを分かってもらえる人がいるというだけで心の支えになるのではないでしょうか。

また、老老介護は全て自分の力だけで行なうとなると大変な行為となります。入浴介助なども体力が必要となってきますので、福祉用具を利用しながら老老介護を行なうようにしましょう。特殊寝台や車椅子などを利用するだけでもかなり違ってくると思います。老老介護では寝たきりのなったときの夜中の体位変換も大変な労働となります。

体位変換器などを利用するのもいいでしょう。歩行器や腰掛便座などさまざまな福祉用具がありますので、上手に活用しながら老老介護を行いましょう。介護状態によっては助成が受けられることもありますので、地域の福祉課などに相談してみるといいでしょう。福祉用具を利用することは介護の手を抜くということではありません。互いの負担を減らし快適に暮らすための道具として利用しましょう。