老老介護:老老介護とは

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老老介護

高齢化が進み、要介護者の数も増え続けています。高齢者が高齢者の介護を行なう、老老介護(ろうろうかいご)の状況が増えてきています。自分も介護が必要な状況で介護をしなくてはならない老老介護は、年配者の大きな負担ともなってしまっているのです。

老老介護は高齢化社会の国でよく見られるもので、日本も少子化が進み高齢化社会となってきていますので、老老介護をせざるをえない状況になってきているのです。老老介護は高齢の夫婦間での介護のことも指しますし、親子関係での介護のことも指しますが、介護をする側もしてもらう側も共に倒れてしまう危険性もあるのです。

70代以降の人が90代以降の人を介護したりと、老老介護は年配者にとって心身共に大きな負担となってしまうのです。介護に疲れてしまし心中してしまうニュースなども目にすることが多くなってきています。病気を抱えながら介護をしたり、介護をする側が認知症になってしまうケースもあります。

老老介護では介護する側が先に亡くなってしまうことも多いのです。高齢者だけに介護をまかせるのではなく、第三者の手助けも重要となるのです。高齢者向けの住宅や介護施設も増えてきていますが、まだまだ数が不足していますので、入所待ちという人も多いため、老老介護を行なわざるをえない環境にあるのです。