車椅子とパラリンピック:車椅子の選び方

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車椅子とパラリンピック

1964年に開催された東京パラリンピック。20を上回る参加国、370を上回る参加人数で催された大会では車椅子に乗った選手が大活躍。生き生きと競技に励んだ姿は世の中の人々に感動を与えました。
同時に障害者と車椅子に対する関心が高まり、車椅子の本格的な研究が進められたのです。

パラリンピックにおいての外国製の車椅子を目にした医療関係者や製造社は日本の車椅子がいかに遅れているかを実感し、車椅子のレベルをあげることに励みはじめました。
「脊髄者用車椅子案」としてまとめられた研究が元となり、1971年には手動車椅子のJISが制定、1977年には電動車椅子のJISが制定されました。現在も車椅子の研究・改良は進められ車椅子の歴史を動かしています。