貧血の生活の影響:貧血の解説

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貧血の生活の影響

・めまい、頭痛
脳は、人間の生命を維持し、活動をコントールする大事な部分ですが、そのエネルギー源となっているのは、酸素とブドウ糖のようです。脳へ送られる血液は、他の臓器へ送られる酸素より多く、それだけ脳には血液が必要だということのようです。貧血によって酸素運搬量が低下し、酸素欠乏状態は、脳にも大きな影響を与え、めまいや頭痛といった症状を起こすようです。
また、貧血と間違えやすいものに、急に立ち上がったりした時に起こる立ちくらみがあります。これは脳貧血によるもので、脳貧血は起立性低血圧が原因で脳が一時的に血液不足になって起こる症状のもので、貧血とは異なるようです。

・体がだるい、疲労感
筋肉は、赤血球中のヘモグロビン(血色素)が酸素と結合することで、肺から筋肉などの組織に酸素を運搬された酸素や栄養分をエネルギーとし、また代謝で生じた老廃物(二酸化炭素)を肺に運び体外へ排出することで、機能しているようです。
酸素運搬量が低下し、酸素欠乏状態になると、全身がだるく、疲れがなかなかとれないといった症状があらわれるようです。