自動車税制とCO2:CO2削減

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自動車税制とCO2

CO2削減がいいのは分かりますが、それに付随する問題も山積みです。平成21年度における税制改正において今後は二酸化炭素(CO2)の排出量を基準にして自動車税の税額を決める方式に変えようとしている動きが経済産業省で始まっていること分かりました。このCO2の排出量とは車の走行距離1キロに対しての排出量として計算されるようです。現在では、エンジンの排気量に対して自動車税の税額を決めています。

しかしそうなると問題なのが軽自動車です。今までは軽自動車はエンジン排気量が低かったために税金も安く済んでいましたが、CO2排出量で税額が決まるとなるとこの利点も無くなってしまいます。そうなると自動車メーカーやドライバー側からの色々な反発も予想されるようです。この方法は既に欧州では取り入れ始めている方法らしく、今問題になっている地球温暖化に向けての対策となっています。

現在ガソリン1リットルあたり、2300グラムもの二酸化炭素(CO2)が排出されているようです。排出量を減らすとなると、ガソリンをあまり使わないような車、燃費がいい車が推奨されてきます。いい面だけを見れば、ガソリンも消費率が低下してくるはずなので地球に優しくなると言う考えです。が、地球にもお財布にも優しくなるかもしれない反面影響が出る企業ももちろん増えてくると思いますので、まだまだこの税制改正は難航するでしょう。早く解決してよりよい地球になればいいのですが。