危険を防ぐ毛髪:発毛リーブ21

最新情報

危険を防ぐ毛髪

毛髪だけが残った最大の理由は、やはり、私達の生命に関わる事柄が絡んでいるようです。
日常、私達は様々な危険に晒されてます。
思わぬ転倒、突然の交通事故、不意な障害物の落下はもちろん、今の時代であれば見ず知らずの他人から理不尽か傷害を受けてしまう事もないとはいえません。

そんな時です、最も生命に関わるダメージを受けてしまう可能性のあるのが頭部なのです。
もう、お分かりかと思いますが、毛髪はそんな、致命傷にもなりかねない頭部への負傷を防ぐ、または、軽減する為にあるという事です。
負傷に対する適切な処置にない太古の時代の私達の先祖たちにとっては尚更の事で、これを聞くと、体毛消失後も人類に毛髪が残されたのはとても自然な事に思えてくるのではないでしょうか。
決して育毛や薄毛で私達を悩ます為ではなかった訳です。
頭部は私達が正常な生命活動を行う上で最も大切と言えるでしょう。
それはひとえに大脳という身体的、精神的な全ての情報を司る器官を抱えているからに他ありません。
大脳が正常に機能しなければ、私達は食事をする事も、呼吸する事も、感情を表す事もままならないのです。
そのように大切な器官である大脳ですが、気温の変化には過敏な面があり、その影響によっては機能を低下させてしまう事もあります。
日射病などはいい例かもしれません。

毛髪はこの大脳が苦手な気温変化を少しでも和らげようと頭部に残されたというのです。
確かに散髪した後などに「頭が寒い」と感じた事のある人は多いはずです。
出来るだけ、頭部が感じる温度変化を緩和し、大脳が正常に機能する為の緩衝材になっている、その為に進化の過程においても退化せず、残されたのが毛髪なのです。