看護師は給料のためではない:看護師の給料

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看護師は給料のためではない

医師には絶対服従、キツイ、汚い、暗い、三拍子揃っている看護師の職業。
中規模の個人病院勤務の男性看護師で年収は額面で480万ぐらいと聞きます。
この中に夜勤の手当てがどれぐらいついているのかがわからないので、基本給が見えにくいのですが決して仕事内容にあった額面だとは思いません。
検査病院などは、とても楽な仕事ですが、一般の看護師は、老人から知的障害者、下の世話、汚物処理、カラダを拭いてあげたり、死ぬ間際の人の世話、間違ったら命に関わる重要な仕事を毎日している看護師のお仕事、キレイ事だけではすまされない大変な仕事です。
ですから看護師は、目先の給料を考えれば、ほかの職種よりもいいかもしれません・・・。

大きめの企業に就職した場合、20代の年収は370万だとしても、30代になれば、倍近くにはなるのが一般的でしょう。
しかし、看護師の場合は、師長・部長などにならない限り大幅な昇給は、まず見込めません。
3年目で年収480万だとしても、10年後も多少増えた程度ということがあります。
看護師は決して給料のいい職ではないと思いますので、給料にとても執着のある方は、やめておいたほうが良いかも知れません。
今後、人口の減少と老人の増加により、アメリカのように、国外の安い労働力の看護師があたりまえのように日本もなるのかも知れません。
しかし日本人の看護師、コミニュケーションがしっかり出来る看護師の需要というものはなくなることはないでしょう。
キツイ、汚い、暗い、三拍子揃っている看護師の職業だからこそ、彼ら、彼女らが良い給料がもらえる世の中になることを切に願います。
中途半端に給料が気になるようなサラリーマン的な看護師はこれからの時代にあっていません。
本物の看護師がいい仕事ができる環境とそれに見合った給料が支払われる国になってほしいものです。