長寿祝い、白寿と百寿:長寿のお祝い

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長寿祝い、白寿と百寿

長寿祝いには色々なお祝いがあります。人生で最初に行われる長寿のお祝いは「還暦」ですが、最近の60代の方をみると、皆さん若々しくて、長寿のお祝いとされるにはまだまだ早い気がしますよね。

一般的に、本格的な長寿祝いとしてお祝いされるのは、77才で行われる「古希(こき)」あたりからです。その後、80才の「傘寿(さんじゅ)」、88才の「米寿(べいじゅ)」、90才の「卒寿」となりますが、その後もまだまだ長寿のお祝いは続きますよ。

99才で行われるお祝いは白寿(はくじゅ)です。 100才まであと1年、「百」という漢字から「一」をとると「白」になることから99才のお祝いは「白寿」と呼ばれるようになりました。白寿となると、親戚内での祝い事だけではなく、隣近所の人や町内会など、身の回りのたくさんの人から盛大に行われる場合もあるようです。

100才で行われるお祝いは、呼び名が様々です。文字通り「百寿」と書いて「ひゃくじゅ」「ももじゅ」と呼んだり、「上寿(じょうじゅ)」と呼ばれたりもしています。昔、人の寿命の長さを表すものとして、100才を上寿、80才を中寿、60才を下寿と呼んでいたそうです。(中寿を100才、上寿が120才としているところもあるようですが・・)また、100年は一世紀であることから「紀寿(きじゅう)」、その他「御百寿」「御紀寿」などの呼び名がありますよ。「百賀の祝」と呼ばれることもあり、101才では「百一賀の祝い」と、100才を過ぎてからは1年ごとにお祝いをすることが多いようです。