低血糖の症状は?:血糖値について

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低血糖の症状は?

では、低血糖はどのようなものでしょう。低血糖は血糖値が60mg/dl以下になってしまう状態のことをいいます。

低血糖になりやすい時は、食事の量が少なかった時や、決まった時間に食事がとれなかった時などです。空腹時に激しい運動を行った場合など、運動量や労働量が多い時もそうです。

低血糖の症状をあげてみます。初期症状では、あくび、空腹感、思考力の低下、集中力の低下など。更に低血糖が進むと、眠気、脱力感、倦怠感、イライラする、目のかすみ、吐き気、頭痛、めまい、冷や汗など。もっと進むと、痙攣や昏睡状態に陥ってしまうこともあります。

人によって症状は様々ですが、現代の子供はキレやすいと言われているのも低血糖症だと言われています。原因は驚くことに、甘いものやお菓子、ジュースなどのとりすぎによるものです。それでは高血糖になるのではないかと思われますが、カロリーや糖質の高い食べ物をとりすぎることにより、インスリンを分泌する体が正常な判断を行えなくなるのです。血糖値を下げるためのインスリンの分泌が過剰に行われてしまい、結果、低血糖を招いてしまうのです。

高血糖になってしまうから、ただ血糖値を下げるだけで良いのではないのです。運動もそうですが、食生活の大切さは特に大きいですね。食欲のままに食べ過ぎていると病気に掛かりやすく、病気になりやすい体を作ってしまうのです。自分の体を自分でコントロールできる状態でいたいですね。自分自身で毎日できることから始めましょう。