現在は高認という制度:大検とは

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現在は高認という制度

大検という制度は廃止され、現在は高認という制度に代わりましたが、高認を利用し合格した人の平均年齢は20歳前後と言われています。最高で70歳の人も利用するなど、幅広い年齢層の人が高認を利用して、新しい一歩を踏み出すための努力をしています。

大検と高認の違いはいくつかありますが、受験料も変わっています。大検の時には受験料が8,000円でしたが、7教科で8,500円となりました。大検は色々な事情から高校を卒業できなかった人を対象とし、高校を卒業した人と同じような学力があるか、それ以上の学力があるかを判断する試験です。

大検に合格すると短大や大学、専門学校への受験資格が与えられるようになりますので、自分の夢を実現させるため、就職に役立てるためなどに大検(現・高認)を利用しています。大検と高認(高校卒業程度認定試験)との大きな違いは、高校に在籍したままでも受験が可能になったという点です。

現役の高校生が大検(高認)を利用するケースがとても増えてきているのです。大検に合格し、そのまま高校を退学せずに卒業した場合には、高校の卒業学歴と大検(高認)合格の高卒同等資格の両方を受けるということになります。退学せざるをえない理由が出来ても困らないよう、安心のために受験をする人もいるようです。