ベルンハルト・ウィルヘルム:トップデザイナーのファッション

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ベルンハルト・ウィルヘルム

ベルンハルト・ウィルヘルムは大学で産業工学を学んだアロ、トーリアのカレッジでファッションを学びます。その後、アントワープ王立美術アカデミーでファッションを学ぶ間、休暇を利用して、様々なデザイナーのもとで経験を積んでいきます。
アレキサンダーマックイーン、ヴィヴィアンウエストウッド、ダークビッケンバーグ、ウォルターヴァンベイレンドンクなどのビッグメゾンが名を連ねます。1998年に同校を首席で卒業し、ただちにアントワープ内にオフィスを構え、1999S/Sのパリコレクションでデビューします。2001年には、モエ? エ?シャンドン賞を受賞しています。
ベルンハルト・ウィルヘルムの作風は、ストリートカルチャーをふんだんにモードに取り入れミックスさせているところにあります。アメフト、アフリカンカルチャー、ミリタリー系、日本のコギャル、とび職人など、シーズンごとに様々です。

デザインは、奇抜で、大胆なものが多いです。日本の若者には一部で熱狂的なファンがおり、価格が高いわりに日本では好評な売れ行きのようです。日本では、ビアバスストップやパルコをメインに取り扱いされており、ベルンハルト・ウィルヘルム自身もたびたび日本に訪れているようです。その際には、新作をインスタレーション形式でプレス向けに発表したり、東京を散策したりしているようです。
彼の洋服は、決してリアルクローズではありません。むしろアートに近いといったほうが良いかもしれません。万人うけするものではありませんが、見ていて、着ていて楽しい服であり、そしてシーズンごとに繰り広げられる彼だけのユニークな世界観からはこれからも目が離せないでしょう。