お盆の本当の意味:お盆休み

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お盆の本当の意味

お盆休みを利用して実家に帰省するという人も多いと思いますが、家族と一緒に亡くなった人の霊を偲ぶという人も多いと思います。地域によって風習などは異なりますが、迎え火や送り火を行う地域もあります。迎え火は12日の夕刻に焚くものですが、大掛かりな迎え火が行われる地域もあります。

お盆休みを利用してお墓参りをするという人も多いと思いますが、お盆の期間中は故人はお墓にはいないものとされていますので、お盆休みに行うお墓参りのことを「留守参り」と呼んでいる地域もあります。16日には送り火を行います。川や山で行われることが多いようですが、灯篭流しも送り火のひとつとなります。

京都の五山送り火が有名ですが、お盆休みに見た送り火や灯篭流しが、小さい頃の思い出として残っているという人も少なくないと思います。通常、故人を送るのは16日から24日とされていて、この期間中にお墓参りをしたりするのが基本とされていますが、14日~16日にお盆休みをとり、お墓参りをするという人も多いようです。

お盆を迎える風習は各地で色々な違いがあります。家の軒下に提灯を下げるところもありますし、きゅうりなどの野菜に棒を挿し、人に見立てて飾り故人を迎えるというところもあります。お供え物を乗せた盆船を川に流すというところもあります。お盆休みを利用し、各地のお盆の迎え方を見てみるのもいいかもしれません。