外断熱：断熱リフォームを計画

一口に断熱リフォームと言っても、工法や外断熱、内断熱などの違いもありますので、予算などに合わせて選ぶといいでしょう。住んでいる地域に合わせて断熱リフォームを決めるのもいいと思います。それぞれの特徴をよく理解して自分に合う断熱リフォームを行いましょう。

外断熱というのは外壁仕上げ材の外側に断熱材を設置する工法になります。建物自体を断熱材で覆うようなリフォームとなります。内断熱は多くの種類の断熱材が利用できるという利点がありますが、建物の軸組は断熱されません。柱と柱の間に断熱材を挟みこんでいく工法もあります。

外断熱よりも内断熱のほうがコストを安く抑えることが出来ますので、気軽に断熱リフォームを行ないやすいかもしれません。しかし、北海道や東北など寒い地域に住んでいる人は、建物自体をしっかり暖めてくれる外断熱のほうが向いていると思います。一年を通してさほど気温差がないところは内断熱でもいいと思います。

断熱リフォームはただ温かくするだけ、と思っている人も多いと思いますが、そうではありません。通気などを考えしっかりとリフォームを行なうことで、結露を防ぎカビの発生を防ぐことが出来るようになるのです。大切な住まいを守るためにも、断熱リフォームは重要となるのです。