特定調停の相談:任意整理とは

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特定調停の相談

多重債務の解決法にはいくつかあります。返済の意志がある場合には任意整理という方法もあります。任意整理を行なう場合には、弁護士や司法書士などの専門家に依頼しなくてはならないため。依頼費用というのがかかってしまいます。費用をかけずに借金の悩みを解消させたいなら、特定調停の相談をしてみましょう。

特定調停というのは、直接裁判所に行って手続きを行なうもので、裁判所が各債権者との間に入り、返済額の減額などの話し合いを行なうものです。手続きなど任意整理と同じといえます。専門家に依頼するか自分で行なうかの違いともいえますが、依頼費用がかかりませんので負担を減らしたい場合には特定調停がいいでしょう。

しかし、依頼費用はかかりませんが、自分自身で手続きを行なわなくてはならなくなりますし、任意整理と異なり、取立ての対応も自分で行なうことになります。調停の度に裁判所に行かなくてはならないというデメリットもあります。特定調停を行なうとブラックリストに載りますので、カード利用などが制限されます。

任意整理ではなく特定調停を利用する場合、債権者1社につき300円の収入印紙が必要となります。債権者が1社の場合には1,450円、1社を超える毎に+250円の切手も必要となります。任意整理と比較すると費用は安く抑えることが出来ますが、それぞれのメリット・デメリットをよく考え、どちらの方法で話し合いを行なうか決めていきましょう。