自己破産に必要なこと:自己破産とは

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自己破産に必要なこと

借金が増えて返済が困難になると、自己破産と免責の手続きを行なうことになりますが、借金を払わなくていいなんてラッキー、と、安易に自己破産をする人も増えているようです。借りた物は返すのが常識ですが、リストラや病気など、どうしても支払いが困難になり生活に影響を及ぼす場合に自己破産するようにしましょう。

自己破産と免責の手続きを行なうことで、借金の返済義務はなくなりますが、手続きを行なうときに、お金を借りた全ての人、金額を裁判所に伝えなくてはなりません。1社でも伝えるのを忘れると、1社に対し支払い義務が残るのです。友人や知人などからお金を借りている場合にも、全て正直に伝えるようにしましょう。

携帯電話などの利用料金や家賃の滞納なども聞かれます。税金の滞納についても聞かれますが、税金は支払い義務が残ります。自己破産した後は分割払いなど、生活に支障を与えない範囲での返済となりますが、税金は払うということだけは忘れないようにしておきましょう。

自己破産をすると、5年間は自己破産と免責手続きが出来なくなります。多重債務で苦しんでいた状況が、自己破産という形ですっきりすると、自分の力では完済していないのに、楽に返済できたような気分になり、またすぐに借金をしてしまう人もいるのです。自己破産の原因をよく考え、同じことを繰り返さないようにしましょう。