審査が必要：商工ローンとは

商工ローンを利用する場合には、銀行などの融資と同じく審査を受けなければなりません。商工ローンは経営者に対し行なう融資事業者向けローンとなりますので、連帯保証人や担保が必要となる場合がほとんどです。５０万円ほどの小口融資から３,０００万円ほどの大口融資まで利用することが出来ます。

商工ローンは最小限の利用を目指し、短期借り入れを基本とするようにしましょう。商工ローンの審査では不動産担保や株券担保などの担保のほかに、会社登記簿や印鑑証明、実印、２～４期程度の決算書などが必要となります。各事業者によっても異なりますので、商工ローンを利用する場合には事前に必要な書類などを確認しておきましょう。

商工ローン業社は多くありますが、ネットで簡単に探すことも出来ますので、比較する際の参考にもしやすいかと思います。商工ローンでは３００万円前後の融資を希望するケースも多いようですが、３００万円ほどの利用であれば、無担保・無保証人という商工ローンも利用出来ます。

保証人の資力が充分と判断した場合には、担保を必要としないという商工ローンもあります。銀行よりも審査が通りやすいという利点もありますので、まずは銀行に相談し、融資が受けられない場合に、商工ローンを利用するという方法を選んでもいいと思います。