焼き物の部分の名称:日本の陶器

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焼き物の部分の名称

全国の陶器には、地域によって素材や模様、形に特徴があって興味深いものですが、その焼き物の部分名を覚えることで、さらに興味がわくことと思います。例えば全国の陶器市にでかけ展覧会などで器を観賞するときに、部分の名称がわからないと、係の人や一緒に行った仲間との話も要領を得なくなってしまいます。そこで、ここでは茶碗を例にとって各部分の名称についてお話したいと思います。まず口をつけるところを「口」もしくは「口縁(こうえん)」と言います。外側は「胴」で底近くが「腰」、腰のすぐ下で底へ向かって曲がっているところが「高台脇(こうだいわき)」、底のでっぱりにくっついている部分が「高台際(こうだいぎわ)」です。