リフトアップ手術について：サーマクールとリフトアップ

肌を切らずに施すリフトアップ手術と、切って行う手術の２種類がリフトアップにはあります。コラーゲンでできた手術用の糸で肌を持ち上げるリフトアップ手術なので、メスを使わなくて済みます。傷跡もほとんど残らず、翌日から化粧も可能です。元々、人の皮膚にはコラーゲンが存在し肌の保湿を司っているため、コラーゲンで作られた糸は段々分解吸収されていき、肌の保湿力を高めてくれます。

このやり方なら、リフトアップと保水効果を同時に受けられるのです。肌を切らないリフトアップ手術は短時間で済みますので、忙しい方にもおすすめしたいリフトアップの方法です。一方、手術のリフトアップ効果が長期間維持できることが、切開をしてのリフトアップ手術での長所です。

メスを使った手術は多少気が引けるかもしれませんが、１度受けるとそれ以後はリフトアップの状態が続くという長所があります。ただしコラーゲン糸によるリフトアップ手術に比べ、値段も高額で、かつ数週間から数ヶ月間は顔に違和感が残ります。手術をした部位だけがずっと赤く腫れが引かないという場合もあります。

切開によるリフトアップ手術のデメリットを少しでも軽減させるためには、施術前のカウンセリングが重要になります。リフトアップをした結果どのような顔立ちになるか、術後の保証範囲はどうなっているかなどをチェックしましょう。最終的に手術でリフトアップをするかどうかについても、事前にしっかりと検討すべきでしょう。