不動産投資の倫理性:不動産の知識

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不動産投資の倫理性

不動産とは「動産」という言葉と対をなす概念です。土地や建物など文字通り動かない不動の財産です。動かすことのできない財産イコール不動産という定義が成り立ちます。対して動産は動かすことのできる財産ですから、これはいろいろとあります。
不動産投資は土地や建物という、本来価値が安定してしかるべき土地や建物に対して投資するわけだから、幻影のようなものです。不動産投資は、その幻影性に一喜一憂し踊らされる人間が創り上げる市場ともいえます。

不動産自体は何ら変化しないのに価値のみが変動しているかのように見えるのは、人々が共通の幻影を描き、踊らされている一つの証左でしょう。
不動産投資に一定の倫理や歯止めのようなものがない限り、第2、第3のバブル崩壊を引き起こさないとは決して言えないでしょう。